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「天下の奇木群・山の内杉」

みなさん、こんにちは。天杉太郎です。

表題とは異なるお話ですが、5月16-17日とタテヤマスギ調査に行っておりました。
天然スギ研究の第一人者・清盛氏の立山・美女平周辺の天スギ調査のお手伝い。
明石さん、高橋さんと共に二日間びっちし調査して来ました。

    ブログ18-13
     清盛氏の著書「スギ巨木物語」で紹介された「若いころは役立たずの木」

    ブログ18-14
     一本の最古木?と思われる。癒合合体木ではない一本の最古木。

    ブログ18-15
     両面剥ぎ取られた?天スギ。それでも生きています。

    ブログ18-16
     剥ぎ取り木の様です。

    ブログ18-17
     標高1400m大観台周辺はまだまだ沢山の雪が残っています。

これからも、美女平周辺の天然スギの最古木、根上り木、剥ぎ取り木の調査を進めて行きます。
この調査を通して得られる知識・経験は、中ノ沢周辺の天スギ樹形解明に大いに役立つものと思っています。


さて、今回は「天下の奇木群・山の内杉」と題してお送りします。
以前もご紹介しましたが、2012年11月3-4日と山形県戸沢村の最上川の両岸の山地に生育する奇木群・山の内杉を訪れました。
JR東日本が吉永小百合さんをモデルに「幻想の森」として紹介、有名になりました。
まずは、その時の様子を少し見てください。

    幻想の森-1
     吉永小百合さんと同じ場所で、同じポーズを取る高橋さん。

    幻想の森-2
     「幻想の森」の奇木群です。どうしてこの様な樹形になったのでしょうか。

その時、案内して頂いた最上エコポリス自然案内協会・事務局長の白倉さんからひとつの資料を頂きました。
それが、古口営林署発行の青焼き資料「天下の奇木群・山の内杉」です。
これは、山の内杉の不思議な樹形の謎解きの資料で三つ説を紹介しています。
その内容をサムネイル画面でご紹介します。サムネイルをクイックして頂き、見やすい大きさに拡大・縮小してご覧下さい。

    山内杉-1 山内杉-2 山内杉-3 山内杉-4 山内杉-5 山内杉-6

いかがでしたか。三つの仮説。
一つ目の説:遺伝子説
二つ目の説:自然環境説
三つ目の説:盗伐盗採説
最後の質問にもありますが、「さて、どの説が正しいでしょうか。新しい説は・・・・・・?」、みなさんはどう考えますか?

天杉太郎の新しい説は、Ⅰ or Ⅱ or Ⅲ ではなく、 Ⅰ × Ⅱ × Ⅲ だと考えています。
今後ご紹介する予定の天スギブログのテーマは、正にこの謎解きなのです。

次回は、こうした謎解きに一大ヒントを与えてくれる文献をご紹介します。

    ブログ15-19

池嶋司氏著「雪国の林業と森林の物語」です。

著書のブログでの紹介については、池嶋氏ご自身から了承頂いており、長く新潟県林業技術職員として勤務され、新潟県村上林業事務所長を最後に退社され、その後自分史的にまとめられた非売品の本です。
この中に記述されているる「天スギの択伐利用による株スギ型樹形の成立」について、なんとしてもみなさんにご紹介し、この内容を基に天然スギの樹形の謎解きを進めて行きたいと思っています。

乞うご期待!!




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