みなさん、こんにちは。天杉太郎です。
今回は、この冬、中ノ沢渓谷森林公園内でその存在が確認された天然スギ巨木についてお伝えします。
まず、次の写真を見てください。
スギ巨木 ①
まさに崖っぷちの天然スギ。手前の巨木は数本の株立ちが一度崖下に落ち込んだ後、Uの字に反り返り、根元部分が合体して主幹となって空に向かって伸びている。詳細はこれからの調査となりますが、最初に発見した2月15日の時は、この崖っぷち周辺が凍ったツララが多数できていて幻想的な景観でした。思わずみんなの口から「天然記念物だ!」 久し振りの感動シーンでした。
写真左側にも崖っぷちの天然スギがあり、ヨドの森の再現とも言えます。
次の写真を見てください。
スギ巨木 ②
高橋さんが写っているのが分かりますか。
典型的な台杉巨木で、左側の巨木は、環境庁の計測マニュアルに基づいて測ってみるとなんと幹周りは10m以上あります。なんとこの巨大台杉は、先ほどの崖っぷちの天スギのすぐ隣りにあります。調査当日は驚きの連続でした。
「灯台下暗し」中ノ沢森林公園内にこんなスギ巨木があったとは。
今後は、これらスギ巨木の詳細調査を進めると共に、地元中ノ沢の人達とスギ巨木が観察できる道の整備を進めて行きたいと考えています。
中ノ沢渓谷森林公園は、名実ともに「天スギパーク」と言えそうです。
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