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新谷の天然スギ美林 (続編)

みなさん、こんにちは。天杉太郎です。

春らしくなって来ました。
この時期、山の雪が締まり、どこへでも行くことが出来ます。天然スギ調査にはうってつけの季節です。
今回は、先にご紹介した「新谷の天然スギ美林(続編)」として、お送りします。

天然スギ美林と共に驚かされたのは次の天然スギ巨木です。

     20170315213336be6.jpg 

典型的な株杉が合体、巨木したものです。


     20170315213554434.jpg 

地上約3mの所に伐採痕が確認されます。やはり人的択伐による台杉樹形です。
新谷の奥の奥、700m付近まで昔の人達は木材求めて山にわけいっていたものと思われます。


     20170315214103f2c.jpg 

ただ、この天然台スギは初回の択伐後は伐採されておらず、
株杉の周囲の幹が成長、地際は合体化しましたが、拓伐が繰り返されない為、
外側へ外側へといった台杉化は進まなかったものと思われます。

最後に、この山行の中で今まで見たことのない一本の赤松がありました。

     201703152152597c8.jpg 

赤松のあがりこです。600m付近は痩せ尾根で乾燥しているのか、多くの
天然赤松が見られます。その中にある貴重な一本でした。

大昔の人達と樹木のかかわり合いで生まれた不思議な樹形 (あがりこ、タッコギ) は、
当時の人と自然との共生の様子を今に伝える貴重な「生活文化遺産」です。
大切にしていきたいものです。
近いうちに、あがりこ?、タッコギ?、ジダチ? 何それ? にお答えしたいと思います。



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