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天スギ積雪埋没状態調査隊 その1

 みなさん、こんにちは。天杉太郎です。
 新潟市内は桜が満開、春真っ盛りですが、中ノ沢は残雪がまだ50cmもあり、気温が上がらず、雪がなかなか溶けません。

 さて今回から、この冬例年にない大雪の中で行われた「天スギ積雪埋没状態調査隊」の奮闘振りをご紹介します。今回は、なぜ?天然スギの積雪埋没状態調査をしようと思ったのかをお話します。

 思い出して頂きたいのですが、このブログ開設当初の「天スギとの出会い」でご紹介した一文です。西口親雄著「森林への招待」スギの自然史よりの引用文「天然スギは雪の多い地方に多く分布している、と考えてよいと思う。この分布状況からしても、スギは雪国に誕生した、私の直感は、それほどまちがっていないような気がするのである。」   この時から雪あっての天スギだと思っていました。

 その後のブログ 「ヨドの森」「越後の落武者」を見ておわかりのように、天スギの生態を調べるには、「雪」の影響を何よりもしっかりとおさえる必要があり、清盛氏が言われるように、「ヨドの天スギ」=「スギ」+「雪」+「岩」この関係が多くの謎を解くカギと思っています。

 そして、良き支援者・竹内氏と森林公園の「展望台」周辺の天スギを調査した時から、もう一つの天スギの樹形を読み解くカギは天スギの「稚樹」「幼樹」にあり、その成長過程を見て行くことが、あの天スギの巨木の生態を理解して行くことになると考えていました。

 こうした背景から、展望台にいる「天杉二郎」の周辺の「稚樹」「幼樹」を特定し、降雪で雪に埋まっていく様子を、そして雪に埋まってしまったときの様子を一冬かけて調べてみることにしたのです。ラッキーなことに今年は例年にない大雪で、貴重な埋没調査の機会となりました。

 次の写真は、今年の2月4日、雪に埋まる二階建ての森林科学館です。いかに大雪だったかがわかりますね。この大雪の中、天スギ達はどうなっていたのでしょう!

   s-DSC08065.jpg

 調査の結果については今後ご紹介して行きますが、一言で言えば想像を超える過酷な環境でした。調査を終えてみて 「Never give up !」 改めて天スギの生命力・力強さを感じたのでした。

 次回は、自然状態の森林に大きな影響を与える「雪」に関する基礎的な知識を少し勉強してみましょう!


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