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天狗の大杉 その1

 みなさん、こんにちは。天杉太郎です。
 昨日、母の四十九日を終えることができました。時とは大事なもので、この間に気持ちの整理が付いた様に思います。
 親になってみて思います。危険な山登りに突き進む息子、親より先に子供が逝くかもしれないと言う不安の中で、しかし応援する母の苦悩がどれだけのものであったのか。
 日本アルプスで冬期登攀をするときも、北米遠征に行くときも、単独で厳冬期の飯豊連峰に臨むときも、母の心配を考えたことはありませんでした。
 今は、静かに手を合わせています。

 8月25日の新潟日報朝刊に、天スギ写真で有名な天野尚さんのコラムが写真と共に掲載されていました。
 切抜きを以下にご紹介します。(掲載に問題あればいつでも削除します)

    天狗-1    新潟日報記事

 洞爺湖サミットの晩餐会に飾られた佐渡の天スギ「金剛杉」の巨大写真。実物を見、その後改めて写真集の画像を見て、写真家・天野さんの視点、センス、撮影技術に驚きました。
 掲載記事には、「ヨドの森」の天スギを「裏五頭の巨大杉」として紹介されていました。位置的詳細を省き秘境と紹介して頂いて、うれしく思いました。
 天野さんは裏五頭の天スギを「荒々しい佐渡の杉とは対照的にふっくらとした、どちらかというと女性的で優しい」と言う印象を持たれたようです。
 人の印象はさまざまとつくづく思いました。
 ただ、一見ふっくらと見える幹・枝は、主幹を失いなんとしても側枝を立ち上げなければならない状況の中で、枝を大きく曲げるために作られた想像を超える「あて材」の結果であり、人に例えれば筋肉そのものと言えます。
 杉の専門家「清盛氏」が「ヨドの森」をおとずれ表現された言葉が「越後の落ち武者」であり、過酷な環境でありながらそこにしか生きることができず、その環境の中でひたむきにたくましく生き抜いて来た姿を表現された言葉と思います。
 「タテヤマスギ」「佐渡の天スギ」「ヨドの森の天スギ」どれもか過酷な環境で生き抜いて来た勇壮であり、先回のコラムで述べたように主観的な視点加えて客観的な視点も踏まえ、彼らの生きる「真の姿」を紹介して行きたいと思います。

 実は、最近カメラを買いました。SONY デジタル一眼カメラ α NEX-5Nです。待ちに待った待望のカメラです。
 レンズも含め機能的には通常の一眼カメラと同じ(特に撮像素子)でありながら、ボディは四分の一以下の大きさで、軽いです。
 山の奥の奥、森の奥の奥へとわけいり、撮影するには大きなカメラには抵抗がありました。
 これからは、このNEX-5Nを使って画像的にも天スギの魅力をよりリアルにより迫力持って紹介して行けたらと考えています。
 今後は時々自己満足の写真も掲載させてもらいます。
 と言いながら、「ヨドの森」の天スギでは次の二枚の写真がお気に入りです。SONY Cyber shot DSC-W30で撮ったものですが。

      天狗-2        天狗-3

 いろいろご意見はあると思うのですが、天スギ写真には人物を入れるのは必須とも思っています。なぜならば、その大きさのイメージが伝わらないからです。
 今度、ぜひ天野さんをお訪ねし、杉巨木の撮影の仕方をご教授頂きたいと思っています。なんとか実現させたいものです。

 さて本題の「天杉日記」です。これからは4回の予定で「天狗の大杉」をご紹介して行きます。
 今回は「あの木なんの木、気になる木」と題して「天狗の大杉 その1」をお送りします。
 それでは、次の写真を見てください。2004年2月22日、同じ森林インストラクターで歌手?の石川さんと共に熊の子広場から東砥沢に沿って伸びる林道をスノーハイクしていたときです。

      天狗-4    森林インストラクター・石川さん

 林道終点で記念写真を撮っていたときです。あれ?あの木は? この写真から分かりますか? 石川さんの後ろの立ち木の真ん中左です。
 それでは、ズームアップしてみましょう。

      天狗-5   気になる木

 これが「天狗の大杉」との出会いでした。しかし、実際に対面できたのは、この時から10ヵ月後の冬でした。「あの木なんの木、気になる木」でした。

 それでは、次回「天狗の大杉」の正体をご紹介します。乞うご期待!!

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コメント

熊剥

25日の新聞見ました。熊剥初めての聞きました。熊は空腹になると杉の皮まで食べるんですね。
ヨドの森の巨大杉一度見てみたいものです。

写真家と天杉調査隊のみなさんとは違った
目線だと感じました。
裏五頭の巨大杉と表現されていますが、
このブログでは、根っ子の大杉や、大清盛など
それぞれ名前をつけて紹介されています。
被写体としての杉ではなく、じっくりと観察し、
親しみをもって向き合っていらっしらゃるという
ことでしょう。
これからも、太郎さんの想いをのせた写真を
楽しみにしています。

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