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新年明けましておめでとうございます! 天スギの山・笠菅山 その(3)

 新年明けましておめでとうございます!

笠菅-10

 みなさん、こんにちは。天杉太郎です。今年もよろしくお願い致します。
 今回は「天スギの山・笠菅山 その(3)」としてお送りしますが、その前にご紹介したいことがふたつ。
 そのひとつは、次の写真を見てください。

    笠菅-11    年末年始で読んだ本です。

 「森林からのニッポン再生」田中淳夫著
  森林と林業と山村をあらためて考えてみました。

 「木の教え」塩野米松著
  兎吉朗さんからのご紹介、さっそく購入、読みきりました。
 「木や自然とつきあうなかで育て上げられた木の文化・自然観は人間の社会にも通用する、私たちへの戒めでもあります。その文化が効率優先の流れのなかでなくなろうとしています。効率主義は合理的ではありますが、自然観や生きるという観点からは見落としているものが少なからずあるのではないでしょうか。それもとても大事なものを。親から子へ自然を受け渡し、そのなかで生きていかねばならぬことを考えると、私たちは先人の残してきた知恵や考え方を、改めて見直す時期にきていることに気づかされます。
  木の教えを振り返ること、それはそのまま人としての行き方をを見直すことであり、未来を見る大事な視点でもあるのです。」 本書あとがきから引用。

 もうひとつは、以前、中ノ沢渓谷森林公園HPで掲載した「天杉講座」です。天然スギを知るための基礎的知識が分かりやすく載っています。あらためてご紹介します。
 クリックしてみてください。⇒ 天杉講座  (サイト画面最後にある葉っぱの形の「戻る」アイコンは使わずにお願いします。) 新潟大学・紙谷先生の分かりやすい天杉講座です。
 紙谷先生は、「森の木の100不思議」日本林業技術協会編 の100番目の不思議「妖怪ブナの生い立ち」で「あがりこ」について記述されています。近く是非またお尋ねしたいと思っています。

 それでは、しばらくご無沙汰しましたが「天スギの山・笠菅山 その(3)」をご紹介します。
 まず、次の地図を見てください。

    笠菅-6    笠菅山の登山ルート

 笠菅山に登るルートは三つあり、①細越ルート、②中ノ沢ルート、③林道ルートで、今回は①の細越ルートをご紹介します。

 細越ルートは、五十沢の三川温泉から中ノ沢へ行く県道の途中から右側に入る林道を登ると細越の森があります。

    s-笠細-1    細越の森

 ここから林道の跡を登って行きます。写真正面が笠菅山です。
 春には山野草も見られます。途中次の様な光景が見られます。

    s-笠細-2 「キハダ」の皮剥ぎ跡      s-笠細-3  ベントナイト採掘場

 この周辺は栗林もあり、地元の人達の生活と密着しているようです。また、この周辺には粘土質のベントナイト層が随所にあり、関西ベントナイト工場もあります。
 この道は登山道と言うよりは、上部に設置してある電波塔や高圧線鉄塔の整備道のようです。

    s-笠細-4    登山道

 この登山ルートは自然観察指導員の方々と登ったのですが、初回は途中道を間違え登山道そっくりな沢筋を登ってしまい道に迷ってしましました。が、そこはお任せください。地図を見てちゃんと対処できました。と言うことで、登山道の詳細はブログには記載しません。いつものことですが、中ノ沢渓谷森林公園、森林科学館におたずねください。途中はブナ林で若い木が多いように感じます。「細越の森」からゆっくり歩いて1時間半、傾斜がゆるくなり、天スギの山の様相が現れてきます。

  s-笠細-5

 道は天然スギの森の中に続きます。

    s-笠細-6    s-笠細-7    s-笠細-8    s-笠細-9 

 大きな切り株もあります。   

    s-笠細-10    しっかり年輪を数えてみたいと思います。

 そして、笠菅山の象徴的な天スギです。
  s-笠細-11

 最後は、大きな天スギの前で昼食を取りました。

    s-笠細-13

 最後に次の天スギをあらためて見てください。この天スギのボディーランゲージを読み解くとどんな事が分かっていくのでしょうか。

    笠細-12s-   「私はどうしてこうした樹形になったのでしょう?」

 次回以降は、中ノ沢ルートを辿りもっともっと沢山の笠菅山の天スギをご紹介して行きます。乞うご期待!








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コメント

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

写真の杉は、下膨れというか根元だけが太いですが、
笠菅山の杉に特徴的な姿なのでしょうか。
ヨドの森の杉や大清盛とは雰囲気が違いますね。
三川の将軍杉に似ているように思います。

兎吉朗さん
こちらこそ、よろしくお願いします。

笠菅山・天スギの樹形は、自然環境因子による立状更新か、人的環境因子によるあがりこ型樹形か。
この点が「天スギの山・笠菅山」の一番のテーマです。
次回以降も楽しみにしてください。

そして、残雪の頃、笠菅山をご一緒しましょう。また、新たな発見があるかもしれません。



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